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目珍
栗ばあちゃん
天ぷらセット
7時のおばあちゃん
露天風呂に浮かぶ『う○こ』
スーパーマンの気持ち
お次もどうぞ!!
VOL.2  (全3話)
VO.3  全4話)
  
  File1.【 栗ばあちゃん 】


   とある朝の出来事。
  突然、女湯ののれんから出て来たおばあちゃん。
  「栗、10個ちょうだい!」

  あっけにとられていると
  「友達にあげるんよー!」と元気のイイ声。
  イエイエ、僕がびっくりしているのは、栗を10個も買う
  という事じゃなく
  【あなたの姿なのよ!!】

  本当に小さな小さな手ぬぐいで、
  隠すつもりがあるのか・ないのかわからないぐらいの
  堂々ぶり。
  ロビーにいるお客様の目線が痛いぐらいに突き刺さり、
  何とかおばあちゃんを中に連れて入ろうと努力する。
  「後で持って行きますよ」「お代は後でいいですよ」
  なんていう言葉もむなしく
  長々と世間話を始めるおばあちゃん。
   《そんな話は、後でゆっくり聞いてあげるよ》
  とばかりに手早く栗を10個袋に詰め渡そうとするが、
  こんなときに限って、肝心の袋がナイ!!!

  そんな行動が本当に早く行われたのか、
  長い時が経っていたのかは定かではないが
  元気なおばあちゃんは、思いっきり 「おしり」 を出して、
  のれんを後にした・・・・。

 
  File2.【 天ぷらセット 】

  せわしい時間も間もない午後6時ごろ。
  あまり見かけた事のない女性4人組のお客様が来店。
  券売機で入浴券を買い、フロントに背中を向けて
  そそくさと食堂へ向かった。

   そして元気のイイ声で
  「天ぷらセット4つちょうだい!」
  「はい、天ぷら定食4つですね?」
  「イヤイヤ、天ぷらセット4つよ」

  《そんな事、どっちでもいいじゃん》
って思っていると、
  何やら、そのお客様とスタッフが話をしている。
  そしてフロントに向かって歩き始めた!!
  《えっ、もしかしてクレーム???》ドキドキしてると
  「お兄ちゃん、返品して!」

  何とその手には 「手ぶらセット」 の券が
  4枚あったのだった。
  
 
  File3.【 7時のおばあちゃん 】


  ある秋の日の午後7時。
  常連のおばあちゃんの「はい、お願いします」の言葉に
  「いらっしゃいませ。いつも有難うございます」と応える。
  「最近は、夜が明けるのが遅くなったね」とおばあちゃん。
  一瞬、考え込んでしまったが、すかさず
  「えっ 今、夜の7時ですよ!」と言うと
  「何言いよるんねー。わたしゃ毎日朝の7時に、ここに
  来よるのに。」

  そう、確かにこのおばあちゃん、毎朝決まって7時に
  来てくれるのだけど・・・。
  でも、今は間違いなく午後7時!!外のネオンも光ってるし、
                              うーん・・・。

  真剣に考え込んだその瞬間、 答えをくれたのはTVに映る
   「ドラえもん」 だった。
  そして「やっぱり今は夜ですよ!」と自身満々で答えたら
  「あんたも、とんちんかんなこと言うねー(笑)」
  と勝ち誇った顔で言い残しフロントを後にしたのだった。


  File4.【 露天風呂に浮かぶう○こ 】

  フロントのインターホンが激しく鳴った。
  「はい、フロントです」 すると女性が興奮した様子で
  「すぐ来てー!露天風呂にう○こが浮いとるー!!」

  う・う○こー??
「はい、すぐに行かせます!」
  慌てて女性スタッフがアミを片手に露天風呂へ走った。
  「どこですか?」との問いかけに「ここです!ここです!」
  とお客様。
  「これは悪夢だ・・・・」

  『これはアミですくうどころの話ではないすぐに湯を入れ替えなければ』
  と思っていると、
  湯の波にあわせてくるくると回る黒い無数の物体。
  やけに見慣れた物に感じ、恐る恐る近づいたその瞬間、
  そこにあったものは・・・・・!!!!
  な・なんと 「炭」 (備長炭)だったのだ。
  ついさっきまで、動揺を隠せなかったスタッフだったが
  「これは露天風呂に入れる【備長炭】ですよ!!」と伝え
  ほっと」胸を撫で下ろしたのであった。

  ※いつもはカゴの中に閉じ込められている備長炭。
    時には脱走してみたくなる気持ちもわからなくもないが、
    あまり心配を掛けさせないで欲しいものである。

 


  File5.【 スーパーマンの気持ち 】


  何ら代わり映えのない平日の朝。
  いつもの女性の常連さんにロッカーの鍵を渡す。
  そして、その5分後に事件は起こった!!

   慌てて飛び出て来たお客様。
  何が起こったのか全くわからなかった。
  でも、かなりのご立腹!!WHY??
  どうやら、男湯と女湯の鍵を間違えて渡してしまったらしい。
  何も知らない常連さんは、鼻歌を歌いながら気分良く男湯へ
  入ったのだった。
  そして誰もいない脱衣場で、開放感に浸りながらの
   ストリップショー
  『準備OK!!』で浴室へと向かった先に目に入ったものは、
   「おチン○ン!!!」

  時が止まり、頭は真っ白、自分の体はスッポンポン★★

  それからの行動は早かった・・・ロッカーを開け服を出し、
  そして着る。
  まるでスーパーマン・いや仮面ライダーの変身並みの速さ
  だったに違いない!!
  こうして、何とも運良く男性と遭遇する事なく異常にまで
  長く感じた短い時間を経験したのであった

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