4 う○こ

 フロントのインターホンが激しく鳴った。
「はい、フロントです」
 すると女性が興奮した様子で
「すぐ来てー!露天風呂にう○こが浮いとるー!!」
う・う○こー?
「はい、すぐに行かせます!」
慌てて女性スタッフがアミを片手に露天風呂へ走った
「どこですか?」との問いかけに
「ここです!ここです!」
とお客様。
「これは悪夢だ・・・・」
『これはアミですくうどころの話ではないすぐに湯を入れ替えなければ』と思っていると
湯の波にあわせてくるくると回る黒い無数の物体。
やけに見慣れた物に感じ、恐る恐る近づいたその瞬間
そこにあったものは・・・・・!!

な・なんと
 
「炭」
(備長炭)だったのだ。
ついさっきまで、動揺を隠せなかったスタッフだったが
「これは露天風呂に入れる【備長炭】ですよ!!」
と伝え
「ほっと」胸を撫で下ろしたのであった。

※いつもはカゴの中に閉じ込められている備長炭。
 時には脱走してみたくなる気持ちもわからなくもないが、あまり心配を掛けさせないで欲しいものである

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